「流星ワゴン」の感想

流星ワゴン
重松 清

流星ワゴン (講談社文庫)


あらすじ
「死んじゃってもいいのかなぁ」
そう思っている僕に5年前事故でなくなった父子がワゴン車で迎えにくる。
星の下を走りながら過去へと旅立ち、当時気づかなかった人生の曲がり道へとたどり着いて・・・


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流星ワゴンは
・死んでもいいかなと考える主人公、
・死んで幽霊となった今も生の世界をさまよう橋本さん、
・もうすぐ死期を迎えるが生に執着する父親
という3人の生き方とその3人の父子の関係を、主人公僕の過去での曲がり道を通して描く、ファンタジーも入った作品。

私はまだ20代(後半)で子供がいませんけど、もし私が結婚して子供ができたら読み直したい。
きっと30代~40代のお子さんのいる人なら感動は間違いないでしょうね。

今日はなんとなく父親とお酒を飲みたくなりました。
今まで育ててくれた感謝の気持ちを込めて。


もし、私が過去に帰るならばいつになるのだろう?
当時も現在も自分で気づいていない曲がり角ってどこだろうか?
そして、後に残酷な結果となる曲がり角を変えることができないもどかしさを前に、どんなことを思うのだろう?
たぶん主人公と同じく素直には認められないのだろうな。



「分かれ道は、たくさんあるんです。でも、そのときにはなにも気づかない。みんな、そうですよね。気づかないまま。結果だけが、不意に目の前に突きつけられるんです」

(過去を見た後に)
「違う、嫌なんだ、さっきみたいな思いをするなんて」
「だから、怖いんでしょう?」
「悔しいんだ」
「なにもできないことが?」「私なら、なにも知らないほうが悔しいですけどね」
「知らないほうが、ましだ」
「被害者づらができるからですか?」

心に刺さるイタイ言葉です。
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