「教養としての「死」を考える」の感想

教養としての「死」を考える
鷲田清一

教養としての「死」を考える (新書y)

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2010年はじめての読書メモ。


2009年12月30日の年末のことですが、幼馴染二人+3年ぶりにお会いした中学の同級生とお食事会をしました。
簡単に友人たちを紹介すると
●幼馴染いるか君・・・某国立大学大学院の工学系卒、現在超大手メーカー勤務
●幼馴染リーマン君・・・某有名私立大学の文学系卒(だったと思う)、現在とある会社の若手営業チーフ。
●同級生鉄筋肉君・・・某有名大学医学部卒、現在医者
という、幼馴染なのにこの差はなんなんだろうと思うようなメンツなんですが、そんな人々とお食事会。
幼馴染とはだいたい年2回。
ゴールデンウィークか夏休みに一度+年末に一度お会いしてお食事会をしてます。

一般的にお食事会というか飲み会になると、「恋愛の話」とか「当時を振り返る話」とか「現在の近況」とかになると思います。
もちろんそういう話もしますが、それはほんとにちょこっと。
このメンツで会うと、5時間のうち4時間30分は人生論の話で盛り上がります。
大抵いるか君とリーマン君がずーっとしゃべって、私は聞き役でほんのちょっとつっこむ程度なんですけどね。
初参戦した鉄筋肉君はかなりびっくりしたみたいです。

前回の飲み会では「幸せとは何か」というテーマで話していました。
最終的な結論は毎回出ないけれど、考えられる形として
「他人に愛されていることを自覚できること」
というものになりました。
どういうことかというと、まず感情は・・・幸せとか嬉しいとか楽しいとか、逆に不幸とか悲しいとかそういう感情は他人と接する、もしくは接した過去があるからこそ感じることができるのであって、一度も他人と接したことの無い完全孤独、つまり言葉を持っていない状態ではそのような感情を表現できないでしょう。
そして、自分が幸せと感じるときはどういうときかを考えると「他人と接しているときにほめられたとか・・・一緒に同じ空間にいることで安心できる」そんなときではないかと。
だから「他人に愛されていることを自覚できる」というのが幸せではないかという話になりました。


なるほど。
面白い説だと思いました。


さて、本の感想の前にこのようなことを書いたのは・・・。
幸せとは何ぞや?と考えるときに「生と死」を考えることが一つ重要なのではないかと個人的には思っているのです。
「他人に愛されていることを自覚できる」その相手がお亡くなりになったとき、それは究極の不幸なのか?
とかそういうことですね。

また、5月にお会いするときのテーマに備えて何かヒントとなるものが欲しいなと思ってこの本を手にしました。
1年以上前に「人はなぜ生きるのか、答えよ! 」なんて本も読んでますけど、内容忘れちゃったよ(過去のメモ参照)。。


大雑把に本の内容は著者が考える死に関するエッセイみたいなものですね。
ジャンルは新書で哲学ということになってますが、ガチガチの哲学書ではなく、哲学初心者の私のような人向けに読みやすく書いてあります。
だから、素人にはオススメですけど、玄人にはオススメはできない本となっています。


っで、本の中に自分が求めている答えは当然載っていないわけですが、気になる文章が一つあったのでそれをちょこっと引用します。
「かげがえのない唯一の自己」(unique I)であることと、「おおぜいのなかの一人」(one of them)であるという矛盾の上に安心してのっかっておれること、これが成熟だ

なるほどなぁと思いました。
確かにこの二つは矛盾しているけどどちらも社会では要求されていて、それにうまく乗れないとはみ出しものにされることがありますよね。
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