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「片想い」の感想

片想い
東野圭吾

片想い (文春文庫)

あらすじ(裏表紙より)
十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが…。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長篇ミステリー。

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「片想い」と「片思い」、漢字で書くなら私は「片思い」で書くほうが多いです。
jungle smileの2ndシングルに「片思い」という歌があるからですけれど。
〈COLEZO!〉ジャンスマポップ~シングル集~
漢字を調べてみると(新明解漢和辞典、第4版)
思いというのは
1、考え
2、恋いしたう心
3、願い
4、なさけ、同情心
5、心配
6、推量
7、望み
8、うらみ
9、感情
想いというのは
1、希望
2、想像
3、概念、想念
そして、想いは思いの意味を含む(ただし常用外)ということで、どっちでもやっぱり同じ意味のようです。


さて、東野圭吾さんの「片思い」という作品は、ジェンダーに関することをうまく利用したミステリー作品で、ボリューム満点の約600Pの作品。
10年ぶりに再会した美月は女性から男性に姿を変えていて、性同一性障害と告白する。
また、殺人をしたと告白し、主人公哲郎と美月の親友であった妻は三月を匿うことしたことによって起こる三角関係が物語の前半部分。
その後、突然美月がマンションから消えて行方を探すうちに、美月をはじめジェンダーに悩む人々や殺人事件の裏にある真相が見えてくるのが後半部分。
おおざっぱに書くとこんなストーリーです。

この作品が書かれてから9年ほどになっていて、作品の時代と現在のジェンダーに関することを考えると、はるな愛さんなど、自身の性の違いをブラウン管を通して伝えてる人が出てきたり、金八先生などで、社会の認識は少し進歩しているのかと思います。
ですが小説にも書いてあるとおり、ジェンダーで悩んでいる人の多くは、「自分は性同一性障害です」と外に出せていない人が多いのかと思います。
一般に「人は、自分が理解できないものは、理解をしようとするよりも排除しようとする傾向がある」からで、特に心の問題というのは当事者及び、同じ体験をした人にしか理解できないから、周囲が自分を受け入れてくれると考えるのは難しいから考えました。


ちなみに、私が初めて「性同一性障害」という言葉を聞いたのは2000年頃、19歳のとき大学の講義で「ジェンダーと文化」という一般教養の授業です。
その授業では、各週さまざまな講師が過去や世界の男女の文化に関する内容を話していました。
一度特別ゲストとして性転換手術を行い戸籍の性別変更を求める運動を行っていた虎井まさ衛さんが講師をしてくださったときに聞いたのが初めてでした。


もひとつ。
「男と女は、メビウスの裏と表の関係にあると思っています」
というセリフがあります。
この言葉は作品のキーワードの1つのようなものになっているので、
どういう意図でこの言葉を発したのかはここでは書きません。
その言葉で今からたぶん2年前?くらいのお酒の席のことを思い出した。
一緒にお酒を飲んだのは中学の同級生数人で、女性の人が
「たづみって中学当時から今までず~っと男性にしか興味がないと思ってた」
と言われたことを思い出しました。
「女性らしさ」・「男性らしさ」の言葉の定義は人それぞれの感覚で違うし、社会一般論としても明確な定義はないし、あったとしても時代によって変わるものですけれども、その発言した人にとって、私の言動は「女性らしさ」>「男性らしさ」だったのかなと。
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SJC-Pの受験対策雑記その3

blogの更新頻度を見ていただければわかりますが、読書ばかりしていて、勉強をあまりしてません。
1週間ほどまえ、問題集の巻末問題を解いてみたら、72問中50問の正答率で、一応合格圏内ですが、心許ないので勉強しないとと考えています。
ちなみに問題集はこの本です
徹底攻略 Java2 プログラマ問題集 Platform5.0 対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略)

さて、前回書いたとおり、平成20年春の問題12をいまさら解いてみました。
まず、ソースはこちら

設問1-aについて。
インターフェースを継承したクラスは、インターフェースで定義された抽象メソッドをオーバーライドして実装しなくてはいけません。
ですのでKeyValueWriterインターフェースを実装しているToTagsクラスを見ると、write(String key, String value){・・・}となっているので、選択肢ウが正解となります。

設問1-bについて。
プログラムの説明(4)を読むと、「プログラム2-4はプログラム1-1をクラスKeyValueWriterAdapterに適用できるように変更したものである」と書いてあるので、選択肢ア、イのどちらかに絞れます。
プログラム2-5を見ると、write(new ToProperties());とインスタンスの生成をしているので、中傷クラスであるアは間違いであることがわかります。
よって答えはイ。

設問1-cについて。
cの引数outはinitializeメソッド、writeメソッド、completeメソッドがあり、writeメソッドの呼出している引数からToTagsクラスと、ToPropertiesクラスに共通するスーパークラスもしくはインターフェースであることが分かります。
共に共通するのはインターフェースKeyValueWriterなので、アが正解

設問1-dについて。
JDK1.5から追加された拡張for文の問題。
2次元配列parisからString配列をとりだしています。
テストの出力結果や、writeメソッドの実装先を見ると、keyがpair[0],valueがpair[1]であることが分かります。
よって正解はア

設問2-eについて。
プロパティの処理方式なのでプログラム2-4に実装します。正解はエ。

設問2-fについて。
タグ形式の処理方法なのでプログラム2-2に実装します。正解はイ

設問2-gについて。
抽象メソッドなので、インターフェースに定義します。正解はア

設問2-h
何も処理しないメソッドの実装なので、アダプタに実装します。正解はウ

以上です。
次は平成19年秋の問題を解いてみますが、またしばらく時間かかるかも。

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「人はなぜ生きるのか、答えよ」の感想

人はなぜ生きるのか、答えよ!
鈴木 剛介

人はなぜ生きるのか、答えよ!

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舞姫通信や、卒業を読んで、生きること、死ぬことを少しだけ考えてみたのですが、私には結論を出すことはできなかったので、他の人はどのように考えているのか勉強して改めて自分なりに考えてみようと思いました。
そして、手にとってみたのが『この人はなぜ生きるのか、答えよ』という本でした。
読んだ結果悟ったことは「生きること・死ぬことを、自分なりに考え結論をだすのは無理」ということです。
それだけ、過去から現在まで「死とは何か」を研究している人がいて、いまだに解決されていませんから、自分には到底敵いはしない問題と気づかされました。


さて、本書の中で「人はなぜ生きるのか?」という問いはさらに二つの問題に分解できると言っています。
ひとつは「『私とは、人間とは、なぜ存在しているのか』という形而上学的問題」、もうひとつは「『私はいかに生きるべきか』という実存在的問題」。

前者に関しての考えの結論は「言葉の意味を解体していけば消滅する問い」なのだそうで、ここの部分だけ聞くと「?」です。
その考えに至る道筋を見てみると「『人間とは何か?→言葉を持つ動物』、『自分とは何か?→自分という精神を形成しているのは言葉、言葉がなくては私は私になりえない』」ということだそうです。

そして後者ですが「私はいかに生きるべきか=私はいかにすれば幸福になれるか」と同じ意味であり、「幸福とは何か→夢の実現への道のり」なのだそうです。
「夢を持っている人は、私はいかに生きるべきか、いかにすれば幸福になるかを考えない」からで、「夢を持っていない不幸な人間は、夢をもてばいい」ということになるわけで、本の最後の章で、夢をもつために、作者の体験による例と考えによる方法が書いてあります。


「世界の仕組み」という章で、面白い例が書いてありました。
壁にピンポン玉をなげて跳ね返ってきたものをキャッチする。
落下地点を予測することができるから、「『偶然』キャッチできたのではなく、『必然的に』手のひらに戻ってきた」。
ピンポン玉が2個だったら、まだ必然といえるかもしれない。
それが3個、4個と増えていったら・・・いつかは必然ではなくなる。
つまり、「偶然」と「必然」は一連の現象に関して便宜上、後付的に区別した。
という例はうなってしまいました。

ベタなドラマなどで聞く言葉「私たちの出会いって必然だったのね」という言葉がありますして、ちょっと考えてみました。
学校で少し考えてみると「私たちって同じ年度内に生まれて、この土地で育って学校へ通うのだから必然的な出会いだよね」と考えることもできるし「何10億という人類の中で、親がそれぞれ出会い、私たちを生んで育ててくれて、この学校にお互い通って出会うようになったのは偶然だよね」とも考えることもできて、作者の例とは意図が違いますが、必然・偶然は後付けでどうにでも言えるようですね

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「一分間だけ」の感想

一分間だけ
原田マハ

一分間だけ

あらすじ
リラのために住む場所を変えた、生活を変えた。
それは在宅ワーカーの恋人がいるからできることだった。
仕事が生きがいの藍は、しだいにリラと恋人の存在が疎ましくなっていく。

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ペットとの愛情がテーマになっているのか、恋愛がテーマなのか。
この本を起承転結でいうならば、
起・・・あ、この本は主人公と犬のリラのお話なのか?と匂わせる。
承・・・リラを飼うきっかけ、浩介との出会い、藍の職場の状況などの説明。
転・・・浩介との別れ、リラの病気
結・・・浩介にリラの世話を頼む、リラ亡くなる、改めて浩介と別々の道を歩むことにする。
おおざっぱに書くと、こんなストーリーです。
起のところでリラのことがたくさん書いてあるのに、結のほんとに最後の部分は浩介のことですか?
ということで、どっちの比重を大きくテーマにして書いているのか分からかった。

おそらく、表紙に犬の写真があるし、起がリラのほうが中心なのでしょう。
そうなると最後の章が必要ないと思った。
最後の最後でタイトルの一分間だけの意味がわかるのですが、それがリラのことではないのが「あれ?変だな」と感じさせる。
おそらく恋愛小説大好きな人はここが泣きどころの1つなのでしょうけれど、恋愛小説が苦手な私にとっては「なんなのだろう?」と思った。

この作品は小説よりも、ドラマなどの映像化のほうが向いている作品ではないかな。
と思ったら、マンガになっているそうです。
アイのリラ一分間だけ 1 (1) (デザートコミックス)

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「普通じゃない。」の感想

普通じゃない
原田マハ

普通じゃない。―Extraordinary.

あらすじ
ガーデニングのプロになりたいと思っている御厨しいな(みくりやしいな)は、植物と会話できる能力を手に入れる。
しかし、就職はうまくいかずにいたある日、木々に誘われたことにより一人の老人と出会い、彼が経営している会社に入社することになるが、働く部署は妄想担当だった。


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この作品は2007年上半期頃、mixiで「ミクドラ」として連載されていたものらしい。
ミクドラとは、mixiで連載していたドラマということで、ドラマの筋があって、それに伴い登場人物がそれぞれの日記を書いているというものらしい。
この作品のURLは現在なくなっていますが、検索などをかけると、連載していた事実は確認でてきます。例えばこれ

さて、本そのものの感想なのですが、正直あまり面白くなかったです。
主人公が植物と話をできるという設定はかまわないのですが、それが全然生かしきれていないこと。
mixiで書いていて、ストーリーの展開をユーザーの投票で決めるというためなのか、伏線がないこと、あっと驚かせる出来事がないこと、登場人物の深い心理描写・直接書かないにしてもそれを匂わせるような言動がないこと。

この本が楽しめるのは、当時このミクドラにはまっていたごく一部のユーザーの方くらいではないでしょうか?

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