白夜行
東野圭吾

あらすじ
1973年に質屋の主人が殺害される。
この事件後、被害者の息子、亮司と、容疑者の娘、雪穂の周りでは次々と奇妙な・凶悪な犯罪が起こり・・・。
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文庫本で800ページ以上もある、ボリューム満点な作品です。
昔ドラマになったようですね、見てないけど。
↓ドラマDVDBOX

この作品、主人子の亮司と雪穂の視点はなく、その周囲にいた人の視点で2人の印象、行動を書いているため、亮司と雪穂は何を考え生きているのか最後まで分かりません。
読者が想像するしかないんですね。
そして、亮司と雪穂が一緒に行動しているシーンが一切出てこないため、2人のつながりは物・事件などを通して(読者が)推理します。
それで、800ページのボリュームだから、「あ、あれってこういうことだったのかな?」とたくさんある伏線は何度も読み直さないと分からないと思います。
少なくとも1回読んだだけでは分からないこと多すぎです。
1回目500ページほど読んだときは「なんだかよく分からない作品」と思いましたが、現在2回目を300ページほど読み直して「あ、これってここにつながるの?」と発見したときはものすごい快感を味わえます。
集英社文庫ナツイチに選ばれているようですが、この小説の伏線・事件を徹底的に考えると、この1冊だけで中学・高校生の夏休みは終わってしまうのではないでしょうか?
まさに「ナツイチ」な1冊。
ただ、読書感想文にするにはあまりにも長いすぎる。